手作り結婚指輪の耐久性を上げるには?

手作り結婚指輪の耐久性は大丈夫なのか?耐久性を上げるには?
結婚指輪を手作りするにあたり、大きな懸念材料となるのが「耐久性」でしょう。手作りした結婚指輪が素敵なものであるのは、説明されるまでもないこと。しかし素敵な結婚指輪だからこそ、経年劣化が起きると受けるショックの大きさは想像を絶するものがあります。
そこで、紹介するのは頑丈な手作りの結婚指輪。余程乱暴に扱わない限り、孫の代まで使えるでしょう。
鍛造で作られた結婚指輪をセレクト
耐久性が高い手作り結婚指輪を求めているのなら、鍛造を取り入れている店や工房を選びましょう。鍛造とは材料となる金属を叩いて「鍛えて」、指輪を作る方法を言います。
結婚指輪の作り方には「鍛造」とは別に、溶かした金属を型に流し込む「鋳造」と呼ばれる方法があります。鍛造の結婚指輪は鋳造で作られた結婚指輪と比べると、強度はおよそ2倍〜3倍。叩いて鍛え上げたことによりハッキリとした光沢も出てくるため、見た目も華やかです。ただ「鍛造」を取り入れている店や工房は、まだまだ少ないのが現状です。しかし数自体は少ないものの、採用している店や工房は少しずつ増えています。
純度が低い素材を選ぶべし
手作り結婚指輪の耐久性は、素材も大きく関係しています。おすすめしたいのは、純度が低い素材です。結婚指輪の定番素材はプラチナになります。高級ブランドではpt950と呼ばれる純度が高いプラチナが使われていますが、耐久性はイマイチ。でも純度が低いpt900〜pt800のプラチナであれば、耐久性は一気に高くなるのです。
さらに純度が低い素材となると、値段も幾分かは安くなります。なお純度が低いからとはいえ、見た目的にはほとんど変わりありません。
日々のメンテナンスはしっかりと
結婚指輪の耐久性をより強固なものにするには、日々のメンテナンスは必要不可欠です。結婚指輪を外してケースに入れる前に、専用のクロスで丁寧に拭きましょう。指輪についた汚れを落とすだけでも、耐久性はかなり上昇します。
また購入した店のアフターサービスについても、今一度の確認を。そして年に1回でも良いので、指輪の状態を専門店に見てもらうのをおすすめします。
