ペアリングを結婚指輪に使っても大丈夫?
独身時代に手にしたペアリングを結婚指輪にしたい
「独身時代に手にした、ペアリング。結婚した後は結婚指輪として引き続き使いたい!」という思い。素晴らし過ぎます。
独身時代に購入したペアリングには、2人の思い出がぎっしり詰まっていることでしょう。ペアリングを初めてつけた日。プロポーズを受けた日も、2人の指にはペアリングがキラリと光っていたことでしょう。思い出のあるペアリングを結婚指輪にするのは、本当に素敵なことです。
長く使うことを考えたら難しい
ペアリングを結婚指輪にするかどうかは、2人が決めることです。第三者が横から入って、あれやこれやと指示するものではありません。しかし短く見積もっても、結婚指輪は70年使うものです。ペアリングの耐久性はそこまで高くないため、70年も持ちません。どんなに大切に扱っていたとしても、20年持てば良い方でしょう。
ペアリングの多くは、シルバーで出来ています。シルバーは変色しやすく、指輪を使えば使うほど色が変わります。変色すれば磨き直しで、一応元には戻ります。ただ肝心の磨き直しも、やり過ぎてしまうと指輪の耐久性が落ちてしまうのです。お爺さん・お婆さんになるまで指輪を使い続けるのなら、ペアリングを結婚指輪として使うのなら厳しくなるでしょう。
結婚指輪のすすめ
お爺さん・お婆さんになるまで指輪を使い続けるのなら、ペアリングとは別に結婚指輪を用意した方が良いでしょう。
結婚指輪を別口で用意するとなるとお金がかかりますが、手作りの指輪にすれば問題なし。どんなデザインの指輪にするかによって値段が変わるものの、10万円あれば十分です。
結婚指輪は「結婚」が感じられる指輪
結婚指輪を手にすれば「結婚をした」という、実感も湧いて出てきます。役所に婚姻届けを提出すれば、法律上でも夫婦にはなれます。ただ婚姻届けの提出は、あくまでも事務的なもの。「結婚をした」という実感を持つには、時間はかかるでしょう。
しかし左手薬指に結婚指輪をはめれば、結婚への実感はより強いものになります。今感じている幸せは、より倍増されることでしょう。